電動アシスト自転車は、通常の自転車よりもラクに移動することができ、買い物や通勤などの日常の移動に便利です。
電動アシスト自転車を利用する方法として、「購入する」、「レンタルする」の2つの方法があり、どちらの方法もメリット・デメリットがあります。
本記事では、電動アシスト自転車の購入・レンタルについてメリット・デメリットを紹介します。
また、オススメの方法と理由についても解説します。
本記事は、2024年10月時点の情報をもとに作成しています。
子乗せ電動アシスト自転車とは
子乗せ電動アシスト自転車は、子どもを乗せるためのチャイルドシートが付いた電動アシスト自転車です。
一般の電動アシスタント自転車との違い
子乗せ電動アシスト自転車と一般の電動アシスト自転車との主な違いは、次の2つです。
- チャイルドシート
- 子どもを乗せやすい構造
子乗せ電動アシスト自転車と一般の電動アシスト自転車との最も大きな違いは、チャイルドシートです。
子乗せ電動アシスト自転車には、最初から子どもを乗せるためのチャイルドシートが付いています。
また、子乗せ電動アシスト自転車は、重心が低く安定しやすいようにタイヤが小さめになっていたり、安定しやすいスタンドが付いていたりと、子どもを乗せやすい構造になっているものが多いです。
子乗せ電動アシスト自転車の相場
子乗せ電動アシスト自転車の相場は、18万円〜20万円です。
チャイルドシートが付いているため、一般の電動アシスト自転車に比べると少し高い価格帯になっています。
子乗せ電動アシスト自転車の相場については、下記の記事で詳しく紹介しています。
【購入前に知っておきたい】電動アシスト自転車・子乗せ電動アシスト自転車の相場
子乗せ電動アシスト自転車を利用する方法
子乗せ電動アシスト自転車を利用するためには、次の2つの方法があります。
どちらの方法にもメリット・デメリットがあります。
子乗せ電動アシスト自転車を使用するための方法の1つは、購入することです。
購入のメリット
子乗せ電動アシスト自転車を購入するメリットは、次の5つです。
- 自由にカスタマイズできる
- 自分の好きなもの選べる
- 売却できる
- キズや破損を気にしなくていい
- 長期利用の場合はお得
自由にカスタマイズできる
電動アシスト自転車を購入した場合は、自由にカスタマイズすることができます。
たとえば、チャイルドシートを追加したり、レインカバーを装着したりなど、自由にカスタマイズすることができます。
【一緒に購入がオススメ】子乗せ電動アシスト自転車のオプション製品まとめ
自分の好きなもの選べる
電動アシスト自転車を購入する場合は、メーカーや色など自分の好きな自転車を選ぶことができます。
売却できる
電動アシスト自転車を購入した場合は、使用しなくなった際には売却することも可能です。
売却することで、購入費用のうちの何割か戻ってくるのに加えて、置き場所の問題も解決することができます。
キズや破損を気にしなくていい
子乗せ電動アシスト自転車は、キズがついてしまったり、壊してしまうことがあります。
レンタルの場合は、キズや破損を常に気にしないといけませんが、購入の場合はそこまで気にしなくて良いです。
長期利用の場合はお得
購入は初期費用は高いですが、長く使う場合はレンタルよりもトータルの費用を抑えられます。
購入のデメリット
子乗せ電動アシスト自転車を購入するデメリットは、次の3つです。
- 初期費用が高額
- 置き場所に困る場合がある
- 変更が難しい
初期費用が高額
電動アシスト自転車を購入する場合の最大のデメリットは、初期費用が高額ということです。
子乗せ電動アシスト自転車は18万円〜20万円くらいするものが多く、高価です。
置き場所に困る場合がある
電動アシスト自転車は、思ったよりも重たく、幅も取ります。
使用している最中は良いのですが、使用しなくなった場合は置き場所を占有してしまい、邪魔になることがあります。
変更が難しい
電動アシスト自転車が思ったものと違ったり、子どもが成長して使いづらくなったりした場合でも、購入した電動アシスト自転車の場合は、別のものに変更するのは難しいです。
子乗せ電動アシスト自転車を使用するための方法として、レンタルする方法もあります。
レンタルのメリット
子乗せ電動アシスト自転車をレンタルするメリットは、次の4つです。
- 初期費用を抑えられる
- 使用する期間以外は費用がかからない
- 使わなくなった場合は返却できる
- 変更しやすい
初期費用を抑えられる
レンタルの最大のメリットは、初期費用を抑えられることです。
子乗せ電動アシスト自転車を購入する場合は18万円〜20万円の費用が必要ですが、レンタルの場合は月額5千円〜1万円前後で使うことができます。
使用する期間以外は費用がかからない
レンタルの場合は、初期費用が抑えられることに加えて、使用する期間以外は費用がかからないメリットがあります。
使わなくなった場合は返却できる
レンタルの場合、使わなくなったときには返却できるため、置き場所の悩みを解決できます。
変更しやすい
レンタルの場合は、使いはじめて思ったものと違ったり、子どもが成長した際に別の自転車に変更しやすいです。
変更がしやすいため、いくつかのモデルを試せるのもレンタルのメリットの一つです。
レンタルのデメリット
子乗せ電動アシスト自転車を購入するデメリットは、次の6つです。
- 長く使う場合は費用が高くなる場合がある
- 縛り期間・解約金が必要な場合がある
- 返却が必要
- カスタマイズしづらい
- メーカーや色などが限られる
- 新品とは限らない
長く使う場合は費用が高くなる場合がある
レンタルは初期費用を抑えられますが、長い期間使う場合は購入するよりもトータルの費用が高くなる場合があります。
縛り期間・解約金が必要な場合がある
レンタル会社によっては1年間は利用しないといけないといった縛り期間があります。
縛り期間より短い期間で解約してしまった場合は、レンタル費用とは別に解約金の支払いが必要になってしまいます。
返却が必要
レンタルの場合は、使用終了時に返却が必要です。
レンタル会社によっては、配送料がユーザー負担のところもあり、レンタル費用とは別に費用が必要になってしまいます。
電動アシスト自転車の配送料の目安は、5,000円〜10,000円前後です。
※ 配送距離や運送会社、配送オプションなどによって配送料は異なります。
カスタマイズしづらい
レンタルした自転車の場合、チャイルドシートを追加したり、レインカバーを取り付けたりなどのカスタマイズがしづらいです。
カスタマイズが可能な場合でも、返却の際は元に戻す必要があるため手間がかかります。
また、カスタマイズ自体を禁止しているレンタル会社もあります。
メーカーや色などが限られる
レンタルの場合は、レンタル会社が提供しているメーカーや車種しか利用することができません。
色なども限られる場合が多く、好みのデザインの自転車を選べないことも多いです。
新品とは限らない
レンタルの場合、他の人が過去に使ったことのある中古品の場合があります。
新品をレンタルできるところもありますが、費用が割高なことが多いです。
メリット・デメリットの比較
メリット | デメリット | |
---|---|---|
購入 | ・自由にカスタマイズできる ・自分の好きなもの選べる ・売却できる ・キズや破損を気にしなくていい ・長期利用の場合はお得 | ・初期費用が高額 ・置き場所に困る場合がある ・変更が難しい |
レンタル | ・初期費用を抑えられる ・使用する期間以外は費用がかからない ・使わなくなった場合は返却できる ・変更しやすい | ・長く使う場合は費用が高くなる場合がある ・縛り期間・解約金が必要な場合がある ・返却が必要 ・カスタマイズしづらい ・メーカーや色などが限られる ・新品とは限らない |
費用の比較
子乗せ電動アシスト自転車を購入する場合とレンタルの場合の費用を比較します。
PAS Kiss mini un SP
PAS Kiss mini un SPは、ヤマハが製造・販売する子乗せ電動アシスト自転車です。
フロント(前)にチャイルドシートが付いており、1歳〜4歳の子どもを乗せることができます。
MBR (Mom’s Bike Rental)
MBR (Mom’s Bike Rental)は、子乗せ電動アシスト自転車のレンタルサービスです。
最短1ヶ月から子乗せ電動アシスト自転車をレンタルすることが可能です。
PAS Kiss mini un SPの価格
PAS Kiss mini un SPを新規購入する場合の価格は、「182,600円(税込)」です。
2024年10月時点のメーカー希望小売価格です。
PAS Kiss mini un のレンタル費用
MBR (Mom’s Bike Rental)では、「PAS Kiss mini un」をレンタルすることができます。
レンタル費用は、契約期間によって異なります。
契約期間が長いほど、月額利用料は安くなります。
契約期間 | 月額利用料(税込) |
---|---|
1ヶ月契約料金 | 11,000円 |
3ヶ月契約料金 | 11,000円 (3ヶ月終了後月額 8,800円・毎月更新) |
6ヶ月契約料金 | 8,800円 (6ヶ月終了後月額 5,500円・毎月更新) |
1年契約 | 5,500円 (1年終了後月額 4,950円・毎月更新) |
2年契約 | 4,950円 (2年終了後月額 4,400円・毎月更新) |
\ 最短1ヶ月からレンタルできる /
PAS Kiss mini unは、PAS Kiss mini un SPの旧モデルです。
購入とレンタルの費用
MBRでPAS Kiss mini unを1年契約でレンタルする場合の月数ごとの費用は、次のとおりです。
利用年月 | 利用料(税込) |
---|---|
12ヶ月 (1年) | 66,000 円 |
13ヶ月 (1年1ヶ月) | 70,950 円 |
14ヶ月 (1年2ヶ月) | 75,900 円 |
15ヶ月 (1年3ヶ月) | 80,850 円 |
16ヶ月 (1年4ヶ月) | 85,800 円 |
17ヶ月 (1年5ヶ月) | 90,750 円 |
18ヶ月 (1年6ヶ月) | 95,700 円 |
19ヶ月 (1年7ヶ月) | 100,650 円 |
20ヶ月 (1年8ヶ月) | 105,600 円 |
21ヶ月 (1年9ヶ月) | 110,550 円 |
22ヶ月 (1年10ヶ月) | 115,500 円 |
23ヶ月 (1年11ヶ月) | 120,450 円 |
24ヶ月 (2年) | 125,400 円 |
25ヶ月 (2年1ヶ月) | 130,350 円 |
26ヶ月 (2年2ヶ月) | 135,300 円 |
27ヶ月 (2年3ヶ月) | 140,250 円 |
28ヶ月 (2年4ヶ月) | 145,200 円 |
29ヶ月 (2年5ヶ月) | 150,150 円 |
30ヶ月 (2年6ヶ月) | 155,100 円 |
31ヶ月 (2年7ヶ月) | 160,050 円 |
32ヶ月 (2年8ヶ月) | 165,000 円 |
33ヶ月 (2年9ヶ月) | 169,950 円 |
34ヶ月 (2年10ヶ月) | 174,900 円 |
35ヶ月 (2年11ヶ月) | 179,850 円 |
36ヶ月 (3年) | 184,800 円 |
PAS Kiss mini un SPを新規購入の価格「182,600円(税込)」を超えるのは、36ヶ月(3年)以上利用した場合です。
最新モデルのPAS Kiss mini un SPと、旧モデルのPAS Kiss mini unで性能などが違うため一概には言えませんが、今回の比較では、3年以上使う場合は購入する方がお得という結果になりました。
PAS Kiss mini un SP(購入)とPAS Kiss mini un(レンタル)で、車種が異なります。
PAS Kiss mini unは、PAS Kiss mini un SPの旧モデルです。
購入費用と月額利用料のみでの比較で、オプションの費用や配送料などは含めていません。
購入とレンタルでそれぞれメリット・デメリットがありますが、オススメなのは「電動アシスト自転車を購入する」です。
購入をオススメする理由は次の3つです。
- 長期で使う場合が多い
- 自由にカスタマイズできる
- キズや破損を気にしながら使うのはストレス
理由1: 長期で使う場合が多い
子乗せ電動アシスト自転車は、子どもがある程度大きくなるまで使い続けることが多く、長期で利用する場合が多いです。
たとえば、保育園の送り迎えで使う場合は、3年〜5年ほど使用することになります。
長期で使う場合はレンタルの方がトータルの費用が高くなってしまうため、購入がオススメです。
理由2: 自由にカスタマイズできる
子どもが増えた場合は、チャイルドシートを追加して使うことがあります。
レンタルの場合は、チャイルドシートの追加などのカスタマイズが難しい場合もあるため、自由にカスタマイズができる購入がオススメです。
車種によってはチャイルドシートの追加できないものもあります。
子どもの2人乗せができる電動アシスト自転車については、下記の記事で詳しく紹介しています。
理由3: キズや破損を気にしながら使うのはストレス
レンタルの場合は、キズや破損を気にしながら使う必要があります。
子乗せ電動アシスト自転車は、子どもも使うため、キズつけてしまったり、誤って壊してしまったりすることも少なくありません。
キズや破損を常に気にしながら使うのはストレスに感じることも多いため、あまり気にしなくてもよい購入の方がオススメです。
子乗せ電動アシスト自転車は購入がオススメですが、レンタルの方がお得な場合もあります。
- 短期利用の場合
- 車種の乗り比べがしたい場合
ケース1: 短期利用の場合
1、2年の間に引っ越す可能性がある場合や、幼稚園に通うまでの1、2年の間だけ使いたいといった短期利用の場合には、レンタルの方がお得なこともあります。
短期利用の場合、レンタル会社によっては縛り期間が長かったりするため、事前に確認することがオススメです。
ケース2: 車種の乗り比べがしたい場合
いくつかの車種を乗り比べてみたいといった場合も、レンタルの方がお得なこともあります。
レンタルの場合、購入する場合に比べて車種の変更がしやすいため、乗り比べもしやすいです。
ただし、短期利用の場合と同じく、縛り期間に注意が必要です。
MBR (Mom’s Bike Rental)は、前乗せから後乗せモデルへ、無料で交換することができます。
\ 最短1ヶ月からレンタルできる /
電動アシスト自転車は普通の自転車よりも高価で、安いものでも10万円以上するものが多いです。
お得に電動自転車を購入したい人にオススメなのが、楽天市場での電動アシスト自転車の購入です。
楽天市場では、お店よりも自転車を安く購入できる場合があります。
さらに、楽天ポイントも貯まるため、自転車屋さんよりもお得に電動アシスト自転車を購入できます。
また、楽天市場には、購入した自転車をお店で受け取りできる自転車ショップもあります。
楽天市場で購入した自転車をお店で受け取りできる自転車ショップについては、下記の記事で詳しく紹介しています。
【楽天ポイントも貯まる】楽天市場で購入した自転車をお店で受け取りできる自転車ショップ一覧
本記事では、電動アシスト自転車の購入・レンタルについてメリット・デメリットを紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、「【子乗せ電動アシスト自転車】「購入」と「レンタル」どっちオススメ?メリット・デメリットまとめ」でした。