子どもの保育園の送り迎えや、子どもと一緒に買い物に行く場合など、電動アシスト自転車があると便利です。
ただし、電動アシスト自転車は種類も多く、どれを選んだら良いのかわからない場合も多いです。
ヤマハは、電動アシスト自転車の有名メーカーの一つです。
本記事では、ヤマハの電動アシスト自転車の中で、最初からチャイルドシートが付いている電動アシスト自転車について紹介します。
本記事を読むことで、ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の種類や車種ごとの違いがわかります。
本記事は、2025年2月時点の情報をもとに作成しています。

子乗せ電動アシスト自転車とは
子乗せ電動アシスト自転車は、子どもを乗せるためのチャイルドシートが付いた電動アシスト自転車です。
チャイルドシートが付いているだけではなく、重心が低く安定しやすいようにタイヤが小さめになっていたり、安定しやすいスタンドが付いていたりと、子どもを乗せやすい構造になっているものが多いです。
子乗せ電動アシスト自転車のメリット
子乗せ電動アシスト自転車は、「子どもの送り迎え」や「買い物」などに便利です。
また、通常の電動アシスト自転車としても使うことができるので、通勤などの移動もラクになります。

ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車は、次の3車種です。
PAS kiss
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PAS kissは、乗せ下ろししやすいフロントチャイルドシートを搭載した前(フロント)チャイルドシート付き子乗せ電動アシスト自転車です。
PAS kissの特徴
PAS kissには、次のような特徴があります。
- 片手で開閉できて乗り下ろしさせやすいフロントチャイルドシート
- 1歳から使える
- スマートパワーアシスト搭載で、こぎ方に合わせて自動でアシスタント
- 前後20インチのタイヤで、安定感がある

PAS babby
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PAS babbyは、お手頃価格かつ多機能なチャイルドシートを搭載した後(リア)チャイルドシート付きの子乗せ電動アシスト自転車です。
PAS babbyの特徴
PAS babbyには、次のような特徴があります。
- ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の中で、最もお手軽な価格
- 1歳から使える
- 多機能リアチャイルドシートは、マグネット式、開閉ガード、ベルト自動巻き取り付きで使いやすい
- スマートパワーアシスト搭載で、こぎ方に合わせて自動でアシスタント
- フロントバスケットが付いている

PAS Crew
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PAS Crewは、多機能なチャイルドシートを搭載した後(リア)チャイルドシート付きの子乗せ電動アシスト自転車です。
PAS Crewの特徴
PAS Crewには、次のような特徴があります。
- 多機能リアチャイルドシートは、マグネット式、開閉ガード、ベルト自動巻き取り付きで使いやすい
- 1歳から使える
- スマートパワーアシスト搭載で、こぎ方に合わせて自動でアシスタント
- 前後24インチのタイヤで、スムーズに走れる
- フロントバスケットが付いている


ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の比較(特徴)
ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の特徴を比較してみました。
項目 | PAS kiss | PAS babby | PAS Crew |
---|---|---|---|
メーカー希望小売価格(税込) | 187,000円 | 184,000円 | 198,000円 |
特徴 | 乗せ下ろししやすいフロントチャイルドシート | 多機能なチャイルドシート お手頃価格 | 多機能なチャイルドシート 価格は高め |
ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の比較(詳細)
ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の詳細な比較は次の表のとおりです。
項目 | PAS kiss | PAS babby | PAS Crew |
---|---|---|---|
メーカー希望小売価格(税込) | 187,000円 | 184,000円 | 198,000円 |
品番 | PA20KS | PA20BB | PA24C |
タイヤサイズ | 20型 | 20型 | 24型 |
全長(mm) | 1770 | 1805 | 1850 |
全幅(mm) | 560 | 570 | 580 |
サドル高さ(mm) | 725-875 | 725-875 | 745-865 |
軸間距離(mm) | 1,195 | 1,195 | 1,185 |
タイヤサイズ 前 | 20×2.125 (HE) | 20×2.125 (HE) | 24×2.0 (HE) |
タイヤサイズ 後 | 20×2.125 (HE) | 20×2.125 (HE) | 24×2.0 (HE) |
タイヤ幅 | 約5.3cm | 約5.3cm | 約5.0cm |
適用身長の目安 | 142cm以上(お子さま2人同乗の場合は146cm以上) | 142cm以上(お子さま2人同乗の場合は146cm以上) | 145cm以上(お子さま2人同乗の場合は150cm以上) |
車両重量(kg) | 31.1kg | 33.2kg | 35.4kg |
スマートパワーアシスト | ◯ | ◯ | ◯ |
アシストレベル | ★★★★★★ | ★★★★★★ | ★★★★★★ |
走行モード | 4モード(強・スマートパワー・オートエコ・アシストオフ) | 4モード(強・スマートパワー・オートエコ・アシストオフ) | 4モード(強・スマートパワー・オートエコ・アシストオフ) |
アシスト制御機能(変速) | 内装3段変速 | 内装3段変速 | 内装3段変速 |
制御センサー | トリプルセンサー | トリプルセンサー | トリプルセンサー |
電動機定格出力 | 240W | 240W | 240W |
スマートクロックスイッチ | ◯ | ◯ | ◯ |
オートライト | ◯ | ◯ | ◯ |
1充電あたりの走行距離 強モード | 51km | 51km | 57km |
1充電あたりの走行距離 スマートパワーモード/標準モード | 58km | 58km | 62km |
1充電あたりの走行距離 オートエコモードプラス | 77km | 77km | 80km |
バッテリー容量 | 25.2V 15.8Ah | 25.2V 15.8Ah | 25.2V 15.8Ah |
充電時間 | 約4.5時間 | 約4.5時間 | 約4.5時間 |
前ブレーキ | Vブレーキ | Vブレーキ | 2ピボットFブレーキ |
後ブレーキ | ローラーブレーキ(大型フィン付き) | ローラーブレーキ(大型フィン付き) | ローラーブレーキ |
サドル | ガード付きプレミアムサドル | ガード付きプレミアムサドル | 大型テリーサドル |
フレーム | 低床U型(ワイヤー内蔵)/アルミ | 低床U型(ワイヤー内蔵)/アルミ | U型(ワイヤー内蔵)/アルミ |
バッテリーランプ(前) | 砲弾型バッテリーランプ(サイドカットあり) | 砲弾型バッテリーランプ(サイドカットあり) | ホワイトLEDバッテリーランプ |
リフレクター(後) | LED1灯ソーラーテールランプ | LED1灯ソーラーテールランプ | LED1灯ソーラーテールランプ |
スタンド | 角型幅広スタンド | 角型幅広スタンド | らくらく幅広かるっこスタンド2 |
バスケット (容量・寸法) | コクールルームプラス(300×405×350mm) | 大容量チューブパイプバスケット(ブラック)(約23ℓ)[380×320×240mm] | 大型バスケット(ブラック)(約25ℓ)[440×290×238mm] |
変速操作方式 | グリップシフト | グリップシフト | グリップシフト |
鍵前 | リサークル錠/ディンプルキー | リサークル錠/ディンプルキー | リサークル錠/ディンプルキー |
ハンドルロック | スタンド連動式ハンドルストッパー | スタンド連動式ハンドルストッパー | スタンド連動式ハンドルストッパー |
リアキャリア | クラスS | クラスS | クラス27 |
長期保証対象モデル | ◯ | ◯ | ◯ |

ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の違いについて解説します。
解説する項目は、次の7項目です。
価格
1つ目は、「価格」です。
ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の価格帯は、184,000円〜198,000円(税込)という価格帯です。
最も安価なのは、「PAS babby」で、184,000円(税込)です。
最も高価なのは、「PAS Crew」で、198,000円(税込)です。

※ 価格は、2025年2月時点のメーカー希望小売価格(税込)です。
チャイルドシート
2つ目は、「チャイルドシート」です。
ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車で、前(フロント)にチャイルドシートが付いているのは、「PAS kiss」です。
それ以外の車種は、後(リア)にチャイルドシートが付いています。
また、車種によってチャイルドシートの種類や使用条件が異なります。
メーカー | 製品名 | 型番 | 使用制限 | 標準装備車種 |
---|---|---|---|---|
ヤマハ | コクーンルームプラス | ー | ・対象年齢:1歳〜4歳未満 ・体重: 15kg以下 ・目安身長: 100cm以下 | ・PAS kiss |
オージーケー 技研 | ハグシートプラス | RBC-018DX2 | ・対象年齢:1歳〜小学生入学前まで ・体重: 22kg以下 ・目安身長: 115cm以下 | ・PAS babby ・PAS Crew |

本体カラー
3つ目は、「本体カラー」です。
車種によって、選ぶことができる色が違います。
ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車では、「PAS kiss」は4色、「PAS babby」は6色、「PAS Crew」は3色から選ぶことができます。

タイヤの大きさ
4つ目は、「タイヤの大きさ」です。
タイヤが小さい場合は、重心が低くなり、安定性が高いです。
タイヤが大きい場合は、段差などを乗り越えやすく、走行効率も高くなります。
子乗せ自転車は20インチと小さめのタイヤが多い中で、「PAS Crew」は24インチと少し大きめのタイヤとなっています。

走行距離
5つ目は、「走行距離」です。
走行距離によって、1回の充電でどのくらいの距離を走行できるかが変わってきます。
長い距離を走行できる自転車の方が、充電回数を少なくできます。
ヤマハの電動アシスト自転車で、車種ごとにそこまで大きな差はありません。
「PAS Crew」は最大で80km、「PAS kiss」と「PAS babby」は最大で77kmとなっています。

重さ
6つ目は、「重さ」です。
ヤマハの電動アシスト自転車で、最も軽いのは「PAS kiss」で、31.1kgです。
最も重いのは「PAS Crew」で、35.4kgです。

主な機能
7つ目は、「主な機能」です。
ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の主な機能は、次の3つです。
- スマートパワーアシスト
- オージーケーとコラボしたチャイルドシート
車種によって、搭載されている機能が異なります。
車種 | スマートパワーアシスト | オージーケーとコラボしたチャイルドシート |
---|---|---|
PAS kiss | ◯ | × コクーンルームプラス |
PAS babby | ◯ | ◯ |
PAS Crew | ◯ | ◯ |
ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の比較まとめ
7つの比較項目を1つの表にまとめました。
価格(税込) | チャイルドシート | 色 | タイヤ | 最大走行距離 | 重さ | 主な機能 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
PAS kiss | 187,000円 | 前(フロント) コクーンルームプラス | 4色 | 20インチ | 77km | 31.1kg | ・スマートパワーアシスト |
PAS babby | 184,000円 | 後(リア) リヤチャイルドシートハグシート | 6色 | 20インチ | 77km | 33.2kg | ・スマートパワーアシスト ・オージーケーとコラボしたチャイルドシート |
PAS Crew | 193,600円 | 後(リア) リヤチャイルドシートハグシート | 3色 | 24インチ | 80km | 35.4kg | ・スマートパワーアシスト ・オージーケーとコラボしたチャイルドシート |

オススメは「PAS babby」
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ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車のオススメは、「PAS babby」です。
PAS babbyをオススメする3つの理由
PAS babbyがオススメの理由は、次の3つです。
- 使用可能な期間が長い
- リアチャイドシートは多機能で使いやすい
- ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の中で最も価格が安い
使用可能な期間が長い
PAS babbyは、後(リア)チャイルドシート付きの電動アシスト自転車です。
前(フロント)よりも後(リア)チャイルドシートの方が使用可能な期間が長く、子どもがある程度大きくなるまで使い続けるができます。
たとえば、前(フロント)チャイルドシート付きのPAS kissの場合は使用可能な期間は「1歳〜4歳未満」ですが、PAS babbyは「1歳〜小学生入学前まで」使うことができます。
車種 | チャイルドシート | チャイルドシート 対象年齢 |
---|---|---|
PAS kiss | 前(フロント) | 1歳〜4歳未満 |
PAS babby | 後(リア) | 1歳〜小学生入学前まで |
リアチャイドシートは多機能で使いやすい
PAS babbyについているチャイルドシートは、マグネット式・ベルト自動巻き取り・背面ポケット付きと多機能で使いやすいです。
子どもの送り迎えに使う場合は、毎日チャイルドシートを使います。
チャイルドシートが使いやすいと、子どもの乗り降ろしもラクになります。
ヤマハの子乗せ電動アシスト自転車の中で最も価格が安い
PAS babbyは、ヤマハの最初からチャイルドシートが付いている子乗せ電動アシスト自転車の中で最も価格が安いです。
ヤマハの電動アシスト自転車には、そこまで大きな機能の差はありません。
見た目等のこだわりがなければ、価格も安いPAS babbyがオススメです。
PAS babbyがオススメでない人
ヤマハの電動アシスト自転車のオススメはPAS babbyですが、次のような人には前(フロント)チャイルドシートの車種の方がオススメです。
- 走行中も子どもの様子を確認したい人
後(リア)チャイルドシートは長く使えるのがメリットですが、走行中に子どもの様子を確認しづらいというデメリットがあります。
また、PAS babbyのチャイルドシートは1歳以上から利用できますが、前(フロント)チャイルドシートの方が子どもの様子を確認できて、より安心感があります。

電動アシスト自転車は普通の自転車よりも高価で、安いものでも10万円以上するものが多いです。
お得に電動自転車を購入したい人にオススメなのが、「ネットショップで購入+店頭受取」という方法です。
「ネットショップで購入+店頭受取」では、ネットショップで購入した場合と同じ価格で購入できたり、ポイントがついたりするのに加えて、自転車ショップで受け取りができるため、安心感があったり、購入後のメンテナンスが依頼しやすいというメリットがあります。
「ネットショップで購入+店頭受取」の詳細や、「ネットショップで購入+店頭受取」に対応しているショップの情報については、下記の記事で詳しく紹介しています。
【保存版】損しない!電動アシスト自転車を安く購入する方法まとめ
本記事では、ヤマハの電動アシスト自転車の中で、最初からチャイルドシートが付いている電動アシスト自転車について紹介しました。
子乗せ電動アシスト自転車の購入を検討している人の参考になればうれしいです。
以上、「【2025年版】ヤマハの最初からチャイルドシートが付いている電動アシスト自転車3車種まとめ」でした。